先日来店された この度ご結婚される素敵なカップル様。
お母様の想いを受け継がれ 大切なダイヤモンドリングをデザイン新たに
エンゲージリングとして制作されます。
幸いにも当店がその大役を担当させて頂きます(感謝)
まずはリング枠に留められているダイヤを外す作業から
スタートです。
その後 圧縮された酸素を含んだ約2000度の強烈な炎でプラチナ枠を
熔かしていきます。
金と違いプラチナを完全に熔かすのは大変時間がかかり 簡単には
熔けてくれません。
サングラスで目を保護しないと直視できないくらい強いオレンジ色に発光します。
熔解後のプラチナです。
その後 固まったプラチナの玉を何度も熱しながら叩く 「鍛造」という作業に
移行です。
とても根気の必要な作業ですが プラチナの密度を高め 内部の空洞を
埋めていく大切な作業です。
この作業はプラチナリングの柔軟性・強度・光沢の鮮やかさを高める上で
欠かす事ができません。
※ニヒルな表情のゴッドハンド。。。
その後 プラチナを均一に薄く伸ばすためにローラーにかけます。
この作業は結構な力仕事なんです。
無事にプラチナの玉が角棒の状態になりました。
内部に「ス」(空洞)が無い良質なプラチナです。
ここからさらに薄く平らなプレート状に伸ばし 徐々にリングの姿へと
変身していきます。
今日の作業はここで終了です。
続きはまた後日紹介させて頂きたいと思います(^_^)
それではまた。