みなさんこんにちは、アトリエ・ウララです。
今回の結婚指輪豆知識は、結婚指輪等のサイズ微調整の際に大活躍する
指輪サイズ整型器編です。
この器具は具体的にどのような目的でどんな使い方をするのかというと、
通常、サイズアップ加工の際に行う足し地金のはめ込み(&その後の溶接)や、
サイズダウンの際のリングカット(&その後の溶接)という作業を省略
してくれるスグレモノの器具なんです。
※但し+-1号まで。K18PGリングや石付リング、摩耗したリングは不可。
サイズアップ作業の場合は下記写真のように芯棒にリングを差し、
赤玉を握りながらレバーを手前に下げます。
すると芯棒が四方に膨張し、指輪のサイズが徐々に上がっていく、、
というもの。
目標サイズにアップされるまで、この作業を慎重に繰り返します。
そしてサイズダウン作業は黒いテーブルの中の少しリングが飛び出る
くらいのカップを見つけ、上から駒でカップの中へグイグイ押し込んで
いきます。
指輪に相当な負荷がかかるので、使い方に細心の注意が必要ですが
これまで様々な場面で何度もピンチを救ってもらっていて、この道具は
すんごく頼りになる僕らの『相棒』ってとこですね。
それではまた。。。
只今、4月限定のキャンペーン開催中です。